【ICL体験レポート】検査から手術後までの流れ

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手術の様子

昨今、スマホとゲームの普及により眼の悪い人が激増。

仕事も娯楽も「目を使うことが前提」のものが多くなりました。
そんな中、ぼくも例外ではなく、3年前にICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けました。

最近では、レーシックよりも「芸能人の〇〇がICL手術を行った」などというニュースをよく目にします。

今回は、ICLを受けた体験談を書いていきます。

ライアン

ライアンです。Twitterをやっています。自己紹介はこちら

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【結論】ICL手術を受けて後悔した日は1日もない

緑と日光

まず最初にザっと結論です。

  • ICL手術を経験
  • 術後3年経過。その間、特に不具合なし
  • 術前の視力は0.1。術後の視力は1.5 or 2.0
  • 費用は45万くらい
  • 品川近視クリニック東京院(有楽町)で手術

いまぼくは30代ですが、人生で一番大事な時期に、メガネ・コンタクトが必要ない人生が手に入ったのはとても大きな出来事でした。


メリット・デメリットをまとめた記事はこちら。

全体の流れ(術前・当日・術後)

スケジュール

品川近視クリニックの場合、全体の流れはこんな感じです。

①事前検査
②手術当日
③翌日検診
④1週間検診
⑤1か月検診
⑥3か月検診
⑦6か月検診
⑧1年目検診
⑨2年目検診
⑩3年目検診(最後。保証期間3年なので)

それぞれ解説していきます。

①事前検査

青い壁と虫眼鏡

この検査では、
手術をしても問題がないか?
どのレンズを使用するか?
ということを調べます。

所要時間は4時間

約10種類ほどの検査を入念に行います。
中でも、視力検査は結構ガッツリ行いました。
その理由は、ここで決定したレンズが目に埋め込まれるためです。

なお、4時間も時間がかかった理由は、通常2日に分けて行う検査を1日にまとめてもらったから。

でも、2日に分けていくのも面倒なので1日でやることをオススメします。
※確か最初にどっちがいいか聞かれた気がします。

手術日の確定

検査後、自分の視力に合うレンズの在庫確認をしてもらいます。
ここで在庫があれば、最短で2週間後に手術可能。

在庫がなければ、新たに発注する必要があり1~2か月後から手術可能です。

内金の支払いと各種説明

電話で予約する際に言われますが、内金(前払い金)の支払いがあります。

【1】内金の支払い
総額45万のうち、20万円はこの日に支払いが必要です。なお、残りは手術当日に支払います。

※カードOKですが、一括のみでした。
クーポンを持っている人は、この段階で持って行くことをオススメします

【2】同意書の説明
同意書にサインを行います。手術日当日に持参が必要。

【3】「しおり」の配布
注意事項などを記載したものが配布されるので、当日までに熟読しておきましょう。

【4】抗菌目薬
手術の3日前から、1日5回(起床・朝・昼・夜・就寝)抗菌目薬を点眼する必要があります。

②手術当日(手術まで)

手術室のライト

手術の2時間前に集合します。
到着すると、瞳孔を開く目薬を10分おきに点眼するよう指示を受けます。

同時並行で、同意書の提出と残りの代金の支払いを行います。

最初の1時間は、待合室でテレビを見るもよし、スマホや本を見るのもよしと自由でした。

後半の1時間は、手持ちのものはすべて無料ロッカーに預け、スリッパ&ギャザーキャップ(患者が頭につけるあれ)をかぶって控室へ移動。

移動後、すぐに抗菌剤を飲み、1時間の間に10種類ほどの目薬をスタッフが点眼に来てくれます。

ただ、ここには何も持ち込みができず、時計もテレビもないため、ただ壁に向かって座っているのみ。ここの時間が1番長く感じてかなり疲れました。

その後、執刀医が控室にきて最後の眼内検査を実施します。
同時に、手術中の注意事項の説明を受けたあと、点眼麻酔(目薬)を受けます。この目薬が結構強力で、目の前が白夜のようになりました。

いざ手術へ

その後、手術室へ移動します。
移動後、まもなく背もたれが倒され、目に固定具のようなものを2,3種類ほどセット。
眼以外はシートで覆われ、目薬や消毒液を点眼されます。

恐怖の10分間×2セットの始まり

手術中は、強烈なライトを目に当てられたり、眼が水の中にあるような状態なので何をされているかわかりません。
また、眼に部分麻酔が効いているので痛みもありません。

ただ、視界の端っこでメスが見えたり、目に何かが触れている感があるので恐怖心はすさまじかったです。

ちなみに、手順としては片目ずつ手術を行うので、片目が終わった時の「まだあるのか」という絶望感は異常。
なお、片目あたり約10分かかります。

目にレンズが入る瞬間は「チェンジザワールド」

レンズが入る瞬間は、一瞬視界がなくなります。
その際、異次元にいった感覚になるので、まさにチェンジザワールド。

そして、ただただ怖い20分が終了。

②手術当日(術後の様子見~帰宅)

夕焼けと雲

やがて手術が終わり、目を開けると、おぼろげながらすでに視力が回復していることに気が付きます。
その後、個室に移動し眼圧を下げる薬を飲み、安静にして術後の経過観察。

1時間後にチェックを受け、

・術後の過ごし方の説明
・処方薬の説明
・保護用ゴーグルの受け取り
・寝る際に着ける眼帯の受け取り

を行い、ようやく終了。

入ってから出るまで4時間以上はかかった気がします。

帰宅時は意外と見える

帰宅時は、保護用ゴーグルをかけて帰宅します。

このとき、視界はぼやけていて完全ではないものの、歩くのには差し支えないので問題ありません。(ただ、冬場だとマスクでゴーグルが曇るので注意です)

なお、 ハローグレア現象(光の周りに輪が見えて光がまぶしく感じる現象)は強く感じます。

帰宅後は、処方された目薬3種を1時間おきに寝るまで点眼。
そして、寝る際は眼帯をつけて寝ます。

当日は視界が安定せず、また目が疲れやすいのでスマホやパソコンは見るのがしんどいです。

入浴制限があるので注意

手術当日から3日間は、感染予防のために洗髪ができません

ぼくは冬に受けたのですが、それでも髪を洗えないのは気持ちが悪い。
そのため、保護用ゴーグルをかけて、眼に入らないように頭を下げて洗髪していました。

なお、顔は洗えないので、フェイシャルペーパーで我慢。

※上記の理由から、夏よりも冬に受けることをオススメします。
夏は汗をかくのでキツイです。

③翌日検診

ベッドで眠る子犬

朝起きると、視界は良好で9割型見える状態。

ぼくは、この日からパソコンやスマホ、本を見る作業が苦ではなくなり、仕事もできました。

ただし、目薬は1日5回(起床・朝・昼・夜・就寝)の点眼が必須。

なお、ゴーグル着用は必須ですがダサイので、外出時はサングラスをかけ、院内についたらゴーグルに付け替えていました。

医師に聞いたところ、眼が保護できればいいので、別に構わないとのことでした。

この日は、視力検査や眼圧検査など、5種類ほどの検査をテンポよく行いました。
結果的に、受付から診察、次回の予約などの手続きまで1時間以内で終了。

④一週間検診

この頃には特に違和感もなく日常生活を過ごせるまでに。
検診では、3,4種類の検査を行い、医師の診察と問診で終了。

この日も1時間以内に終わりました。

なお、この日からゴーグルが取れるのと、軽い運動が解禁されます。

その後の検診

その後はすべて同じです。

3,4種類の検査を行い、医師の診察と問診で終了。すべて1時間以内に終わっています。

品川近視クリニックは激混み

夕方の渋滞

今回、受けてみて感じたことは、目に課題を抱えている人は想像以上に多いということ。

品川禁止クリニックでは、視力矯正手術(ICL / レーシック)以外にも、白内障手術や老眼治療も行っています。

そのため、待合室は老若男女問わず、いつも劇混み。土日は特に混んでいるとのことだったので、平日に行きましたがそれでもかなり混んでいます。

でも、需要の多さは信頼の証ととらえています。
実際に手術を受けてみて、特に不満な点もなかったので。

【まとめ】恐怖心の先にある人生の快適さ

サムズアップをするナイスガイ

ICL手術をして、眼が「気を使わなければいけない対象」から外れました

今後の人生において、あらゆる手間ヒマから解放されるのは、何ものにも代えがたい快適さがあります。

目の手術は、やっぱり怖いです。
でも、生まれ変わってもこの手術をやると断言できます。
なぜなら、そのくらい効果がすさまじく、人生が変わるから。

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