一人暮らしの人は「料理」と無縁の人が多いのではないでしょうか?
たしかに料理って面倒くさい・・・
作るのに時間がかかるし、洗いものもしなきゃいけない。というか、そもそも作ったことがない。
かといって最近弁当は値上がりするし、外食は高いし・・・。
そして財布の中身は軽くなっていくばかり・・・。
そんな悩みとは今日でおさらばしましょう。
一人暮らし歴10年以上のプロが解説していきます。
【結論】「ホットクック」は究極の面倒くさがり屋に向けた調理器具
「手間はかけたくないけど、美味しいものが食べたい!」
「料理はできないけど、自炊したい!」
一見、矛盾しているこのワガママな願望がホットクック1台で現実になります。
経験やコツは一切不要。
面倒くさがり屋や料理が苦手な人こそホットクックはオススメです。
特に、一人暮らしは「お金」と「時間」の節約になるのでオススメします。
「面倒くさいからこそ料理をする」
という新しい概念をインストールしましょう。
「調理にかける時間/手間」と「おいしさ」は比例しない
ここで重要な事実をお知らせいたします。
料理は、
「手間」と「おいしさ」
は比例しません。
1時間かけて作った料理
より、
ボタンを押して30分放置して作っただけの料理
のほうがおいしい時代。
料理は愛情じゃないんです。
「愛情=おいしさ」というのは一種の作り手のエゴ。受け入れがたい事実ですが、これが新しい価値観であり現実。
心ではなく頭で理解することが大切です。
逆にいうと、
面倒くさい(簡単)とおいしいは両立する
ということ。
ホットクックがもたらした変化は大きいです。
既存の価値観は、技術の進歩によって崩壊しました。
愛情(手間)が最良のスパイスだと思ってた・・・
料理の最大の障壁は何か?
まず、なぜぼくらは料理をしないのか?
それは、以下4点に集約されます。
①面倒くさいから
作るときに食材を焼いたり煮たり、食べた後の洗いものが面倒くさい。
ましてや、その間にキッチンに立っているのも面倒くさい。
②経験がないから / コツがわからないから
小中学校の調理実習レベルでは身につきません。
なぜなら、人間は必要に駆られないと学ばないから。
クックパッドを見ても、「おおさじ」や「少々」などの専門用語を見た時点でやる気をなくします。
③調理器具がないから
「包丁とまな板しかありません」という人は多いのではないでしょうか?
フライパンとかナベとか皮むき器とか買うのが面倒くさいし、置き場所がない。
④そもそも時間がないから
仕事から疲れて帰ってきて、そこからご飯を作れる人種は稀です。
よほどの料理好きでないと難しいでしょう。
障壁が多すぎる・・・
たしかにこれでは一人暮らしで料理する理由がないね
「ホットクック」とは?
ここで簡単にホットクックの紹介です。
・正式名称は「ヘルシオ ホットクック」
シャープが製造している「水なし自動調理鍋」のこと
・自動的に食材を加熱・調理をすることが可能
・独自の調理技術を使用して、食材を一定の温度で調理することが可能
➡ これにより、食材の栄養素や旨みを最大限に引き出すことができる
・多機能であり、料理の種類や調理方法に合わせてさまざまな設定が可能
➡ 蒸す、煮るなどの調理方法を選ぶことができる
・専用のアプリもあり、レシピや調理方法の情報を提供してくれる
文面だけでもコイツの有能さが伝わってくる・・・
メリットは盛りだくさん
ホットクックを使用するメリットです。
もはやメリットだらけで書ききれませんが、ピックアップしました。
①:ウマい
まず何よりもこれ。
内蓋にドリップ加工が施されており、食材の水分を活用・循環させるのでおいしさが凝縮。
食材の水分や旨味・甘みが染み出した料理は、放置して作ったものとは思えないウマさ。
ポイントはフタの内側にある凹凸にあります。
この「旨味ドリップ加工」で、食材から発生した蒸気(旨味成分)が鍋に戻ります。
②:味が再現可能
「うまくできた!」とか「失敗した!」とかはありません。
付属のレシピがついており、すべて数値化されているので、何回やっても同じ味です。
レシピ通りに調味料を投げ込んでボタンを押せば終わり。
あと、ホットクックにはレシピ本が付属しています。
また、レシピ本は他にも市販されているのでレパートリーは無限大です。ググっても出てきます。
(公式よりもウマいとの噂。)
※あと、計量スプーンはDAISOに売っているので買ってください。
③:「調理」じゃなくて「放置」
食材を切って調味料を入れてボタンを押したら、完成まで放置です。
(炊飯器のように予約機能もあります)
かき混ぜも自動で行ってくれます。
これでウマいのだから文句なし。
何度もいうように、手間とおいしさに関連性はありません。
④:安全
ホットクックは火を使いません。
なので、我が家に「火加減」という概念は存在しません。それゆえ、安心して豪快に放置できます。
「火加減を気にしてキッチンから離れられない・・・」
という不毛な時間を過ごすことがなくなるので、
安心して自身のやるべきことに没頭しましょう。
また、万が一停電になっても、1時間以内であれば途中からリスタートしてくれます。
⑤時間の節約になる
ボタン1つ押せば、あとは放置です。
なので、仕事と料理を並行してできます。
キッチンで待っている必要もありません。
このムダな時間が人生から消えるとなると、トータルでかなりの時間の節約につながります。
⑥健康な食生活が実現
ホットクックは蒸気や圧力を利用した調理方法で、「栄養素」を保持しやすい料理が作れます。
それどころか、食材の旨みや栄養価を最大限に引き出すことが可能なんです。
健康な食生活は、長期的に見て生産性が上がります。
⑦安上がり
食材を購入し、自分で作るため食費は安く収まります。
弁当や外食などが中心だった人は、軽く1/3は食費を圧縮できるのではないでしょうか?
ちなみに、ぼくの一か月の食費は約2万円です。
週に1度、近所のスーパーに行き、1週間分の食材を買い込んで終わりです。
(朝・昼・夜の完全自炊です)
体格は良いほうなので、そこそこ食べます!
デメリットは補える
良いことばかりではないのが人生。
同じように、何事にもデメリットは存在します。
ただし、どれも補えるものばかり。
①高い
ホットクックは高価です。
最も大きい容量のもので、5万円以上します。
ただ、弁当代や外食費を考えたら1年で元は取れます。
先行投資(初期投資)と考えましょう。ボーナスの使い道としてオススメです。
※なお、定期的に新しいタイプが出ているようですが、新型は不要です。
ホットクックに新しい機能は必要ないためです。(標準で搭載している機能がすばらしいので)
型落ち品で安いものが出ていることがあるので、それを買いましょう。
②デカい
一人暮らしの部屋にしてはインパクトが大きいです。
ただし、毎日稼働させないので、キッチンに置いておく必要はなし。
普段はクローゼットや部屋の隅に置いておけば問題ないでしょう。
ちなみに、ぼくはコンロを使わないので、
コンロを塞いでその上に置く、という強硬策を取りました。
(コンロカバーが便利です)
コンロカバーでキッチンをふさいだら、ホットクックを置くスペースができました。
③料理の制約がある
チャーハンや焼きそばのような炒めものは苦手です。
(一応、機能としてはできます)
④時間がかかる
手動で作るよりも時間がかかります。
ただし、注目すべき点は、
「料理にかかる時間」ではなく「キッチンに立っている時間」です。
キッチンに立っている時間が減らせて、あとは自分のやるべきことに時間が使えるのであれば気になりません。
⑤毎回掃除が必要
使用後は毎回洗う必要があります。
しかし、これは炊飯器でもなんでも同じこと。
「使ったら洗う」
これは基本ですね。
なお、洗いやすいようにフタと内部のパーツを分解できます。
手入れを怠ると、故障や不具合の原因になる可能性がありますのできちんと行いましょう。
ここだけは面倒くさがってはいけないポイントです。
「大きさ(容量)はどれにするか?」問題
ホットクック購入時に必ず議論になる問題。
それは「どの大きさを買えばいいか?」ということ。
ラインナップの比較です。
容量 | 目安 | サイズ(幅・奥行・高さ) | 重さ |
2.4L | 2~6人用 | 345 × 305 × 256mm | 6.5kg |
1.6L | 2~4人用 | 330 × 282 × 240mm | 5.5kg |
1.0L | 1~2人用 | 220 × 305 × 240mm | 3.7kg |
これの答えは1つです。
「一番大きいヤツ」を買いましょう。
理由:作り置きできるから
ホットクックを使う際のポイントは「毎日稼働させないこと」です。
いくら自動とはいえ、毎日料理をするのは面倒くさい。
原点に立ち返ると、ぼくたちは面倒くさいから料理をするわけです。
つまり、作り置きが前提。
1度に4,5人前作っておき、タッパで保存し、お腹が空いたらレンジでチンしてすぐに食べれることが価値なわけです。
なので、容量が少なく、それゆえ毎日料理をするハメになってしまったら本末転倒なんです。
レンチンして手軽に食べれるのはいいね!
【まとめ】面倒くさいから自炊する
現代において、「調理にかける時間」と「おいしさ」は比例しません。
また、
「面倒くさいから自炊する」
という、パッと見ると論理破綻しているようなことも成立してしまいます。
ホットクックを導入することで料理の概念が変わります。
一人暮らしのかたこそ、お金と時間の節約のためにも、ホットクックはオススメです。
メリットを最大限に享受できるでしょう。
最後に、ぼくたちの最も大事なリソースは「お金」ではなく「時間」です。
時間は、億万長者でも一般人でも平等に24時間しかありません。
その時間を有効活用するためにも、料理を自動化し、時間を買いましょう。
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