「座り仕事」のスタイル以外に「立ち仕事」という二刀流のスタイルを提供してくれる電動式昇降デスク。
そんなぜいたくを味わいたくて、昨年からFLEXISPOT (EG8)を使っています。
機能も様々で使い勝手は申し分なし。
ところが、このFLEXISPOT (EG8)
唯一にして最大のデメリットがあると言われているんです。。。
「EG8」最大のデメリットとは?
なんかいろいろ調べていると、「モニターアーム」が使えないっていう記事を見かけるんだけど・・・
そうなんです。なんと「クランプ式」のモニターアームが
取り付けができないという制限があるんです・・・
調べてみると、なんと「クランプ式のモニターアーム」が使用不可能とのこと!
※あの挟むだけのお手軽なヤツ。
きちんと公式にも書かれていました。
※クランプ式のモニターアームやキーボードトレイなどのご利用はできませんので、あらかじめご注意ください。
Amazon商品ページより
使えないのは知らなかった・・・
ぼくはEG8を買った後でモニターアームの存在を知り、導入をしようと考えた身でした。
画面がデカいし、2画面でめちゃめちゃ生産性上がりそうやん!
そんな中、調べていると上記の衝撃の事実。
まさかそんな制約があるとは・・・。
おとなしく「グロメット式」にすればいいのですが、デスクに穴をあけるのが面倒だし、何より失敗したら取り返しがつかないからイヤでした。
生産性ジャンキーのぼくは絶望の淵に立たされました。
【結論】クランプ式は取り付け可能!
ここで先に結論です。
タイトルにもある通り、
クランプ式モニターアームは取り付け可能です。
あの “超ド定番” かつ “モニターアームの頂点” と呼び声の高い「エルゴトロン」もいけます。
ぼくは「Amazonベーシック」のものを使用していますが、不自由なく使えています。
※Amazonベーシックのモニターアームは、エルゴトロンのOEMといわれているもので、実際はほぼエルゴトロンです。
ただし、普通に取り付けることはできず、以下の条件があります。
①「6cm」以上開くこと
後述の通り、デスク+淵の部分の長さを超えてなければ取り付けできません。
②材質が「木」であること(ガラス天板はNG)
ガラス天板はそもそも割れる恐れがあるためNGです。これはFLEXISPOT (EG8)に限らずです。
③「噛ませるもの」が必要
デフォルトの状態だと、「噛ませる部分」が安定しないので取り付けできません。
なお、かかる費用としては、約400円です。
※ここからのやり方はメーカー非推奨のため自己責任でお願いします。
ただ、実際に使っていて、取れることはおろかグラつきすら感じないので、チャレンジして良かったと思っています。
なぜ取り付けられないのか?
調べてみると、
- 「厚み」が合わないから
- 噛ませたときに接触面が少ないから(不十分だから)
ということが原因だとわかりました。
「厚み」が合わないから
どうやら、FLEXISPOT (EG8)の机が分厚いことが原因のようです。恐らく、引き出し機能がついているため、その分だけ厚さが増している模様。
測ってみると「5.6cm」でした。
たしかに普通の机に比べたら分厚いのかも。
噛ませたときに接触面が少ないから(不十分だから)
こっちの原因が致命的っぽい。
噛ませてみた画像はこちら。
枠(黒い部分)が絶妙に邪魔していて、ガッチリと噛みませんでした。たしかにこれはグラついて安定感がなさそう。
なんか取り付けられそう
上記の調査結果より、
- その厚さ以上に開くモニターアームを選んで、
- 接触面を補強すれば可能
と判断しました。
「厚み」問題への対策
この厚み以上にクランプが開けば挟めるのでは?と思い、今度はモニターアームを測ってみました。
(Amazonベーシックのモニターアームです)
結果、「6.5cm」でした。(机が「5.6cm」なので、約1cm余裕があった)
あれ・・・?イケる・・・?
接触面が少ない問題への対策
こちらも測ってみたところ「4cm」でした。
この足りない「4cm」の厚みを、ゴムか何かで補強したらいいのでは・・・?
もし仮に失敗しても「そのときは大人しく穴でも開ければいいや」くらいの気持ちで、ダメ元でチャレンジしてみることに。
いざ取り付けへ
理論上、イケそうなことが判明したのでいざ買い物へ。
かゆいところに手が届きすぎるホームセンター
こういう「なんかないかな~」を解決するのがホームセンター。もはやソリューションの宝庫といっても過言ではない。
近くの島忠に行くと、緩衝材コーナーに良さげなものがありました。
厚みも良い感じ。
※見づらいですが、2枚重ねてます。
感触的にある程度は縮むので、多少の誤差は気にしないというか、むしろ余裕がないと噛ませたときに安定しないのでNG。
そして、これらの緩衝材にかかった費用は驚愕の390円でした。
レベルの高いソリューションをオールウェイズ低価格で提供してくれるホームセンター。圧倒的感謝。
取り付けスタート
いざ取り付けたところ、想定通りガッチリとホールドできました。
やわらかい素材なので、グラつき防止のためにかなり強めにやってOKです。薄めのゴム素材のものも、すべり止めとして良い働きをしています。
補強プレートをつける余裕すらある
こちらが取り付けた画像です。
なんと、取り付けられる上に、デスクを保護する「補強プレート」も付けられました。
結果として、「取り付け不可」どころか、オプションをつけることすら可能というものでした。
デメリットを補強でき、最強の電動式昇降デスクになった
このように、たった390円と少しの手間で不可能が可能になりました。
しかも工具は不要です。
もし、
- EG8を買ったけど、モニターアームの導入を妥協している・・・
- EG8を買いたいけど、モニターアームが使えないから二の足を踏んでいる・・・
という方がいたら、それはもったいないので参考にしてみてださい。
ザ・面倒くさがりのぼくでもできたので、試してみる価値はアリです。
※1か月に1回ほど、緩衝材を嚙ましているネジの部分を締めなおしてください。たまに緩んでいることがあります。
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