ゲームやスマホの視聴時間が劇的に増えたいま、それに伴い視力が悪化する人が激増。
もはや裸眼で日常生活を満足に送れている人を探す方が難しい現代になりました。
そんな中、レーシックやICLといった「視力矯正手術」を受ける人も増加。
最近では、「有名人の〇〇が手術を受けた」というニュースもよく目にします。
今回は、3年前に手術を受けて感じたメリット・デメリットを解説していきます。
【結論】非常時に備えて今のうちにやっておくべき
まず結論からですが、本当にやってよかったというのと、いままで行ってきた自己投資でNo.1です。
以下、結論のトピックスです。
- ICL手術を経験
- 術後3年経過。その間、特に問題なし
- 術前の視力は0.1。術後の視力は1.5 or 2.0
- 費用は45万くらい
- 品川近視クリニックで手術
そして、3年経って感じたのは「緊急事態」になったときこそ真価を発揮するということです。
それぞれ詳しく解説していきます。
ICLを選んだ基準
まず簡単にレーシックとICLの違いです。
・レーシック : レーザーで角膜を削る
・ICL : 眼内にコンタクトレンズを挿入する
どっちが安いとか、どっちが優れているとかはありません。
一般的にレーシックのほうが安いですが、オプションをつけるとレーシックのほうが高くなったりするので、価格もピンキリです。
そのため、もし悩んでいる人がいたら、結論どちらでもOK。念のために、医師と相談して決めましょう。
ぼくは最終的に「削る」という行為が恐いのでICLにしました。
デメリット
何事にもデメリットはつきもの。
ICL手術も例外ではありません。
めちゃくちゃ怖い
眩しいのが苦手だったり、眼圧を計る際の目に風を当てるやつも苦手だったので、とにかく「眼を触られる」恐怖心がすごかったです。
そして、やっぱり眼にメスを入れるのでめちゃくちゃ怖い。
でも、点眼麻酔を何重にも行うので、ぼくの場合は痛みはありませんでした。
高い
冒頭に書いた通り合計で約46万でした。
内訳は前払いで約19万。残りは当日支払う形。
ちなみにこの金額は、仮に現在コンタクトをしているのであれば、長くても10年でペイできます。
◉1DAYの場合・・・
両目:200円 / 1日
= 6000円 / 1か月
= 72,000円 / 1年
460,000÷72,000=6.38
➡7年くらいでペイできる計算
◉2WEEKの場合・・・
両目:2000円 / 2週間
= 4000円 / 1か月
= 48,000円 / 1年
460,000÷48,000=9.58
➡10年くらいでペイできる
上記にプラスして、ケア用品のコストもかかるし、
・コンタクトを購入する時間
・コンタクトのメンテをする時間
・つける時間・外す時間
という、金額に換算できないコストもあります。
行動制限がある
術後は入浴制限と運動制限があります。
お盆期間の長期休みは毎年激混みですが、上記の入浴制限があるので避けることをオススメします。
夏場に汗をかいて洗い流せないのは地獄です。
そのため、ぼくは冬に手術しました。
メリット
術前の視力は0.1で、術後の視力は2.0になりました。
裸眼でよく見えるのは、想像以上に快適でメリット盛りだくさんです。
ただ単に「見える」だけでなく、それによって得られるメリットが多くありました。
以下は、3年間かけて感じたメリットです。
①防災効果
人間の睡眠時間を8時間と見積もると、1日の1/3は寝ている計算になります。
それは、つまり1/3の確率で「寝ているときに災害が起こる」ということ。
緊急時に目が見えないのは致命的です。
いざというときにコンタクトをしている時間はありません。
また、もし避難生活が続く場合は、コンタクトとそれに関連するものを持って行かなければなりません。
そこまでの判断は、緊急時には恐らく不可能。
メガネの場合は、壊れたら終わりです。
当たり前ですが、裸眼で視力が良くなっているということは、朝起きた瞬間から見えるということ。
「何もしなくても見える状態」というのは、いざというときにも役立ちます。
災害大国日本に住んでいるであれば、それに備えておくのは大事です。
予想されることは先に潰しておくこと。
緊急時の荷物は極限まで減らしておきましょう。
②人生のチェックリストから消える
コンタクトもメガネも不要になるということは、それに関連するあらゆる予定が消え去るということです。
ぼくは究極の面倒くさがりなので、このチェックリストからの解放は最も嬉しいメリットでした。
◉毎朝のコンタクト装着
◉寝る前のコンタクト取り外し&洗浄
◉緊急時の持ち物リスト
◉旅行 / 帰省 / 出張時の持ち物リスト
◉毎月のコンタクト購入
通販での買い物 or 店頭に行っての買い物
◉眼科への定期健診
コンタクトをしている場合は必須
これらの目に関連するタスクがすべて無くなりました。
③運動するハードルが下がる
術前は、裸眼でランニングやジムにいっており、そのせいで物につまづくこともしばしば。
いま思うと危険なことをしていました。
でも、たった1,2時間だけ運動するためにコンタクトをつけるのもったいない。というか面倒くさい。
その面倒くささから運動をしなかったことも多々ありました。
しかし、術後はこのような心理的ハードルがなくなったので気軽にできるようになりました。
④メガネが曇らない
冬場にマスクをしてメガネをかけると曇ります。
特に、朝や夜など、寒暖差が激しいと瞬時にメガネが曇る。
以前に自転車に乗っているときに前が見えずに死にかけたことがありました。
メガネが曇って事故に会ったら笑うに笑えないので、これは地味に嬉しいメリット。
【まとめ】はやくやればやるほどメリットは大きい
視力矯正手術は、間違いなくいままででやってよかった自己投資No.1です。
そして、これははやくやればやるほどいいです。
そのメリットを享受できる期間がそれだけ長くなるから。
何よりも今後の人生において、
「眼のことを考える時間」
「眼のメンテナンスをする時間」
が無くなるのが大きすぎます。
それを考えると、あの恐怖に耐えるだけの価値はあります。
また、今後必ず来るであろう災害に向けて、いまのうちに防災対策の一環として準備をしておきましょう。
限りある人生。
いまよりもっと有意義なことに時間を使いましょう。
ぼくらには、やりたいこと・やるべきことがたくさんあります。
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