毎日何気なく履いている革靴。
重いし蒸れるし疲れるし、できることなら履きたくないのが本音。
スニーカーで通勤できればどれだけ楽なのだろう・・・。それは夢物語ではありません。
「テクシーリュクス(texcy luxe)」という革靴は、機能性に特化したビジネスシューズです。
ぼくが7年間愛用しているコスパ最強のテクシーリュクスについてレビューしていきます。
【結論】普段使いに最適の革靴
![微笑む男1](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/man-smiling-1.png)
![微笑む男1](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/man-smiling-1.png)
まず最初に結論です。
テクシーリュクスは、スニーカーと革靴の間を取った履き心地バツグンのビジネスシューズです。
軽いし蒸れないし疲れにくい。
一度履いたら、いつもの革靴に戻れないほどの衝撃です。
ぼくはテクシーリュクスに出会ってから、2万円以上する本革の靴を3足売りました。それくらい既存の価値観に影響を及ぼします。
メリット①:軽くて歩きやすい
![カラフルな気球](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/colorful-air-balloon.png)
![カラフルな気球](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/colorful-air-balloon.png)
まずテクシーリュクスの最大のメリットは「軽さ」です。
革靴のド定番であるリーガルのプレーントゥシューズと比較すると、なんと約半分の重さです。
両足 | 片足 | |
リーガル | 1.1kg | 550g |
テクシーリュクス | 630g | 315g |
テクシーリュクスは、あのアシックスが出しているブランドなので納得の軽さ。
まさにスニーカー感覚で履き心地バツグンです。
普通の革靴は、とにかく重くて疲れます。
特に営業マンの場合、出張で移動が多かったり、ルート営業で歩き回ったりするので顕著です。
また、展示会などで1日中、ずっと立ちっぱなしだったりするとかなりキツい。下がコンクリートのことが多いので、足腰へのダメージがダイレクトに来ます。
しかし、テクシーリュクスであればダメージを半減できます。
メリット②:蒸れにくい
![広大な大地と風車](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/vast-land-and-windmills.png)
![広大な大地と風車](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/vast-land-and-windmills.png)
夏場の革靴は、想像しただけで地獄です。
また、座敷タイプのお店に行く際や、お客さんの家にあがるときなどは足が臭わないか気になります。夕方や夜の靴の中は、すでに発酵状態。
テクシーリュクスであれば、革靴よりも通気性がよく、長時間の使用にも耐えられます。
メリット③:安価で丈夫なので履きつぶせる
![頑丈な鎧](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/sturdy-armor.jpg)
![頑丈な鎧](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/sturdy-armor.jpg)
テクシーリュクスの相場は5000円~1万円程度。
ハイグレードのものでも2万円を切ります。
これは、リーガルやスコッチグレインに比べるとはるかに安いです。
しかも、その安さの割に耐久性が高いのも魅力。
雨の日でも気にせず履けますし、電車で踏まれてもイラっとしなくなりました。
本来、靴とはそういうものであるべきです。
ちなみに、ぼくは7年間愛用していますが、現在のものは2代目です。ガンガン履いても3年半は持つことがわかったので、安心して履きつぶせます。
デメリット①:ダサイ
![神妙な面持ちの男](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/man-with-a-strange-face.png)
![神妙な面持ちの男](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/man-with-a-strange-face.png)
後述しますが価格もデザインもピンキリです。
中には、セール期を狙えば5000円を切るものも。
正直にいうと、そういった低価格帯の商品はダサいです。
ただし、それは予算的に「外見」に振れなかっただけという話。
機能性とデザイン性はトレードオフな関係です。
低価格で両方満たすものは存在しません。
なので、そういったニーズに応えるために、デザイン性にも注力した商品があります。
価格は多少張るものの、他の革靴に見劣りしません。
デメリット②:革の質感は一流ブランドに比べると劣る
![白い天秤](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/white-balance.png)
![白い天秤](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/white-balance.png)
たとえば、リーガルの靴と触り比べてみると質感は劣ります。
やはり厚さというか重厚感が異なります。
ただし、触らないとわからないし、よく見ないとわからないレベル。
そこまで熱心に他人の靴を見るのは、よほどの靴好きでしょう。
また、デザイン性も一流ブランドと比較すると、可もなく不可もなく無難です。
これも「機能性」に特化している靴のため。
「デザイン的な差別化」に特化した靴であれば、別で購入したほうが賢明です。
種類は豊富。価格はピンキリ
テクシーリュクスのラインナップは、全61種類あります。(2023年8月現在)
価格帯別に分けてみると以下の住み分けになります。
価格帯 | ラインナップ |
~1万円 | 40種類 |
1万円~1.5万円 | 12種類 |
1.5万円~2万円 | 9種類 |
多くが1万円以内の低コストで買えるのは非常に大きいです。
なお、2万円以上のものは存在しません。
そのため、デザイン性と機能性に富んだハイグレードを購入したとしても、リーガルの靴よりも安いです。
※ハイグレードになると、もはや見劣りすらしません。
内勤メインであればお金をかけなくていい
![オフィスと従業員](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/office-and-employees.png)
![オフィスと従業員](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/office-and-employees.png)
もし、内勤メインの業務であれば、革靴のデザイン性にこだわらなくてもOKです。
ビジネスシューズは、営業以外は「移動するだけ」のもの。
であれば、重視すべきは何よりも機能性、履きやすさ、歩きやすさです。
それ以外は自己満足の世界と割り切りましょう。
ぼくたちは、気づいたときにはすでに
「革靴は重いもの。有名ブランドで相場は2万円くらい」
という形で擦り込まれています。
がしかし、この認識は誤りです。
「ビジネスは足元から」の本当の意味
![ビジネスシューズ2](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/business-shoes-2.png)
![ビジネスシューズ2](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/business-shoes-2.png)
「ビジネスは足元から。革靴にお金をかけるべき」
これは言い古された最もらしい言葉です。
しかし、これはメーカー側の戦略です。
この言葉の本当の意味は、
「良い靴(高いブランド)を履きなさい」
ということではなく、
「(きちんと手入れされた)良い状態の靴を履きなさい」
という意味。
ところが、いつしか「高級ブランドの良い靴を買うべき」という意味にすり替わっていました。
これは革靴業界が長い年月をかけて作り上げた価値観です。
大事なのは、
・手入れされているかどうか?
・汚れが付いていないか?
という部分です。
なので、汚い靴を履いていると、
「自分の靴にすら配慮が行き届いていないのであれば、ビジネスも同じように残念なのだろう」
という判断をされてしまいます。
その意味で、「ビジネスは足元から始まっている」という意味合いが本質です。
いつも気合を入れた革靴じゃなくていい
![気合の入った男](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/spirited-man.png)
![気合の入った男](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/spirited-man.png)
とはいえ、
・取引先の社長に会いに行く
・重要なプレゼンを大勢の前で行う
など、そういった場面では、カッチリした革靴を履きたい人もいるでしょう。
そういったときのために、重厚感のある良い革靴を1足くらい持っておくのはオススメです。
しかし、ここで大事なのは、0か100かの二元論ではなく、シーンに応じて使い分けるということ。
「いざというときの革靴」は持っておいて損はありませんが、普段使いには適しません。
日常的に使うものは、機能性に富んだ「存分に履き潰せるもの」を利用しましょう。
ぼくもリーガルの革靴を持っていますが、年に数回履く程度です。そのため、物持ちが非常に良いです。
【まとめ】一度履いたら戻れない。そんな革靴
![かわいい子犬1](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/cute-puppy-1.png)
![かわいい子犬1](https://libertyfor.net/wp-content/uploads/cute-puppy-1.png)
この圧倒的軽量感を体感すると、普通の革靴に戻れません。
たまにリーガルを履く機会がありますが、帰宅すると重すぎて足が疲れるレベルです。
革靴に新しい概念を持ち込んだテクシーリュクス。
少しでも「イヤな通勤」を楽にするための、オススメのライフハックです。
ぜひ快適で軽快な通勤ライフを。
コメント